令和4年度のごあいさつ
長谷川 貞巳
新緑目に染みるさわやかな季節となってまいりました。皆様にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
私が平野前会長より会長を引き継ぎ3年目を迎えました。新型コロナ感染症が蔓延しているさなか、本協会主催の各大会や関東・全国大会が中止をやむなくされました。今年度は、ようやく本協会主催の各大会(国体予選、東京ジュニア体操・新体操選手権大会、種目別大会)が開催の運びとなりました。また、関東ブロック大会が東京都の駒沢体育館で開催されます。各大会が成功裡に終始するよう、役員一同全力を挙げて取り組んでいく所存です。
さて、近年では体操界におけるパワハラやセクハラ問題が発生し話題になりました。そこで本協会に於いてもこれらの問題に対処することを目的に、コンプライアンス委員会を設けました。所属団体におかれましても、選手の指導には十分配慮し、パワハラ、セクハラが起こらないよう注意して選手育成をしてほしいと考えます。本協会の事業は、各委員会主体で計画し、理事会にて承認して実施していく方針に変換しました。以上の内容に対応するため、本協会の会則の改定等も考えています。
さらに、今年度4月にパルクール委員会を(公財)日本体操協会に正式登録し、ロサンゼルスオリンピックに向けて協同で活動していくこととなりました。皆様のご理解をいただきたくよろしくお願い申し上げます。
本年度も皆様の温かいご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げると共に、皆様のご健康とご活躍を衷心よりお祈り申し上げ、新年度のごあいさつといたします。
以上